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2022年度(令和4年度)第20回ABiS電子顕微鏡トレーニング 開催概要「クライオSEMによる含水・液体試料の観察」

2022/11/13

セミナー

ライカマイクロシステムズ

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こんな方におすすめのワークショップです! ・クライオSEMによる観察や試料の凍結技法に興味のある方 ・研究・開発・評価などの仕事でクライオ電子顕微鏡法に従事している方

本トレーニングは、試料の凍結から始まるクライオSEMの実践的なトレーニングを行います。クライオSEMは、生体組織や培養細胞などの生物系試料ばかりでなく、乳製品をはじめとしたエマルション、インクをはじめとしたスラリー、水や有機溶媒を主要構成成分とする液体試料、およびゲル状試料に関して、化学固定をすることなく、流動性のある試料を非晶質凍結させることにより、液体を含んだままの状態の微細構造を、電子線ダメージを抑えた状態で観察できる非常に有用な手法です。また、化学固定や脱水、樹脂包埋、乾燥などのコンベショナルな試料調製過程で失われてしまう様々な可溶性物質を保存したまま、ネイティブに近い試料の観察をすることが可能です。バイオ系からマテリアル系まで、非常に幅広い分野において液体を含む試料の微細構造観察に関して、今後の発展が大いに期待されています。

今回のトレーニングでは、含水・液体試料の、①高圧凍結、②凍結割断、③凍結切削(面出し)、④クライオ・コーティング、および⑤クライオSEM観察の各工程を、クライオトランスファー装置でリンクさせた “クライオSEMシステム” の実習を中心に行います。