CFB16-HBは、細胞融合・卵子活性化装置のロングセラーモデルであるLF101およびLF301の後継機種として開発されました。 従来の細胞融合モードに加え、卵子活性化モードを独立させ、さらに受精卵ゲノム編集機能を搭載しています。これにより、動物初期胚実験に必要な機能を1台で網羅し、実験ごとに装置を用意する手間を省くことができます。
本装置は、CRISPR-Cas9系とエレクトロポレーションによる受精卵ゲノム編集のための「GenomeEditモード」を搭載しており、初期胚を用いた各種実験に対応可能です。また、細胞融合モードと卵子活性化モードを個別に設けているため、各実験に最適な電気条件をボタン1つで選択できます。
5.6インチのタッチパネル式スクリーンを採用し、直感的な入力操作が可能です。さらに、出力履歴をデジタルデータとしてUSB経由でエクスポートでき、実行電圧値および電流値を全て記録することができるため、実験のトラッキングが容易になります。
CFB16-HBは、多機能でありながらコンパクトな設計となっており、設置スペースの確保も容易です。この1台で、細胞融合、卵子活性化、受精卵ゲノム編集など、初期胚を用いた多様な実験に対応できます。
型式 | CFB16-HB |
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サイズ | (W) 240 mm × (L) 380 mm × (H) 190 mm |
質量 | 12kg |
電源 | 100 - 115 or 220 V、50/60 Hz |
その他 | ACパルス電圧: 0 - 85 V(1 V刻み設定) ACパルス出力時間: 0 - 120 秒(1 秒刻み設定) ACパルス出力時間(ポストフュージョン): 0 - 10 秒(1 秒刻み設定) DCパルス波形: 矩形波 DCパルス電圧: 1 - 1500 V(1 V刻み設定) DCパルス幅: 3 - 3,000 μ秒(1 μ秒刻み設定) DCパルス間隔: 0.1 - 10 秒(0.1 秒刻み設定) DCパルス出力モード: 通常出力・極性切換え出力 DCパルス出力パルス数: 最大1,000パルス 抵抗値測定範囲(Fusion): 最大40 kΩ 出力電圧(Genome Edit Mode): 1 - 200 V(1 V単位で設定可能) 最大出力電流(Genome Edit Mode): 1 A(1000 mA) パルス幅(Pon)(Genome Edit Mode): 0.1 - 1000 ms パルス間隔(Genome Edit Mode): 1 - 1000 ms パルス回数(Pd(+)の場合)(Genome Edit Mode): 1 - 1000 回 パルス回数(Pd(+/-)またはPd(Alt)の場合)(Genome Edit Mode): 1 - 500 回 抵抗値測定範囲: 最大 4 kΩ |
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